シーパルピア女川に行って来ました。

 新年明けましておめでとうございます。
 新しくなったブログではもっぱら音楽のことだけを書いて行こうと思ったのですが、3回目にしてもう…これはもう性(さが)ですな。

 今年は東日本大震災から5年目の春を迎えるということもあり、今まで行ったことのない地域を訪れてみたくなりました。宮城育ちの私でも、住んでいたのは高校までなので、知らない場所がたくさんあるのです。
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 車を降りて、まず一枚。まだ私も、何がどうなってるのか分っていません。どうやらあの高台の建物は残ったのかな?…ということぐらいです。上に登ってみましょう。
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 あまりのスケールの大きさに、パノラマ写真もかなり強引ですが、左と右の柵が、ひとつの直線になっているとお考え下さい。もとの街並がどうだったか?は、こちらをご参照下さい→みやぎの思い出写真集

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 かなりの高さです。15〜20メートルぐらいでしょうか?ここまで来ればもう安全、と思うでしょう。ところがなんとなんと、この建物(女川町立病院)の駐車場を乗り越えて、津波はやってきたようです。
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 絶句です。。震災の3週間後に若林地区を訪れているので、津波の力は知っているつもりでしたが、そことは地形も全然違いますが…想像を遥かに超えていました。「街が丸ごとなくなった」とは、何度も聞いた言葉ではありますが、実際に目の前にして見ると…それはもうSFのような世界。

 一口に「復興」といっても、単に元通りの状態にするのとは、おそらく事情が違うでしょう。切羽詰まったことにも対応しながら、同時に何十年先、何百年先も見据えて、津波に耐えうる、どういう街づくりにするのか?これまでも喧喧諤諤(けんけんがくがく)と様々な議論があったのだろうということは、想像に難くありません。

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 昨年の3/21に再建されたという、女川駅。温泉施設も同居してるようです。その向かいには、何やら小奇麗な商業施設があります。どうせなら、ここで食事をしていこう。何の予備知識もなく来てしまいましたが、これが、昨年末の12/23にOPENしたばかりの「シーパルピア女川」でした。
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第一印象、何?このお洒落空間!テンション上がります♪


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感心したのが、ショップを見て歩く通路がご覧のようなガラス張りで、真冬でも全然寒くない!ポッカポカのお日様の光と熱で、とっても快適です。しかも、そこで飲食もできます。

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香りに誘われ、思わず入りたくなるお洒落な珈琲屋さんや、なんと段ボールでランボルギーニを再現した「ダンボルギーニ」もあります。(何かの写真で見たけど、ここにあったのか!)

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お正月で閉まってたけど、なんと楽器の工房もある!女川に生えているミズナラという木を使用して製作されている、とのこと。

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お腹が空いてるんだった。さあ、ごはんごはん。活気ある店内。え?三陸産わかめうどん500円!?それそれ。

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待ち時間に眺める

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ふむふむ…それは、ぜひご賞味せな。

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ご飯の前にお菓子食べると怒られたもんだけど、大人になれば大丈夫。っていうか、何これ?ウマっっっ!とまりません(笑)

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キタっ!
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見て!この輝き!
いや〜、何十年と生きて来たけど(笑)、今まで食べたワカメの中で一番美味い。。色んな思いがつまってるもの。ポン酢との相性がまた格別。

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気分が良くなって、思わず爆買いです。(更に二袋買っていますが、それはもう食べたので無い…)


全国の皆様、お求めはこちらです→ 障害者就労支援施設 きらら女川


 決してまわし者ではありませんが(笑)、本当に美味いから!味は、一般的な”かりんとう”というイメージよりも、バターを使っていない上品なクッキーに近い?(あくまで個人的な感想です)


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満足して駐車場に向かうと、先ほどの建物に横断幕がかかっているのに気づいた。何だろう?

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 女川は流されたのではない。新しい女川に生まれ変わるんだ

 思わず目頭が熱くなる。。確かに、一から自分たちの街を創っていこうという、クリエイティブな精神に溢れていた。このような感覚は、なかなか首都圏では味わうことができないかもしれない。

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 次の目的地に向かおうとすると、漁港の向こうに東北電力女川原子力発電所が見える、と教えられた。そういえば…すっかり忘れていた。。送電線の鉄塔のように見えるものが、原発の排気塔らしい。

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 女川は生まれ変わろうとしている。さて、私たちはどうだろう?